一般質問を行いました
2年間、副議長職を務めさせて頂き様々な経験と知見を得ることが出来ました。そのような機会を頂いたことに感謝です。
そして副議長職を退任した現在、申し合わせ事項で出来なかった一般質問を2年ぶりに行いました。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。
【一般質問通告の要旨】
1 移動式トイレカーや移動式トイレトレーラーの河川敷公園や河川敷グランドへの常時設置について
河川敷は、市民の憩いの場やスポーツ、イベントなどに多く利用されていますがトイレが少なく、特に混雑時やイベント開催時にトイレ不足が課題となっている。また高齢者や小さなお子様を連れた利用者にとってトイレの使用について不便であるとの声も聞く。そこで利用者の利便性向上の為の移動式トイレ設置について伺う。
(1) 現在、市内の河川敷公園・河川敷グランドにおけるトイレの設置状況はどうか。
(2) 河川敷のトイレの整備について、今後の整備計画はどのようになっているのか。
(3) 災害発生時のことも含め、刈谷市等が導入している移動式トイレトレーラー等、可動式トイレの導入については考えられないのか。
(4) 移動式トイレカーやトレーラーを常時設置しておくことで、利用者の利便性の向上、また河川敷以外のイベントの時にも使用出来る等、費用対効果もあると思われるが、設置は出来ないのか。
(5) 常時設置にあたって占用許可等の手続きが必要だと思う。どのような法的課題があるのか。
2 遠距離通学、バス通学定期代に対する補助制度について
現在、遠距離から公共交通機関を利用して通学している高校生の保護者には、定期券の購入費用が大きな負担となっている。特にバス通学は鉄道と比べても補助制度が少なく、家計に及ぼす影響は軽視出来ない。通学環境の平等性を確保する上でも、遠距離通学やバス通学定期代の一部補助制度を創設することについて市の考えを伺う。
(1) 現在、本市において通学定期券の購入に対して何らかの補助が設けられているのか。
(2) 全国的にみると、神戸市では高校生の通学定期代を全額補助、つくば市では片道6km以上の通学をしている高校生に対して年額3万円の支給、長岡市ではバス通学定期券代が往復で13万5千円を超える学生は、超えた額の2分の1を補助(上限2万円)など、各地で補助制度が広がっている。これらの先行事例を、本市としてどのように把握され、評価されているのか。
(3) 本市において、遠距離通学、バス通学定期代に対する補助制度を創設する可能性について、市の見解を伺う。
3 投票制度の効率化と利便性の向上について
本市では、選挙において投票日当日の投票時間は午前7時から午後8時までとされておりますが、近年では期日前投票制度の浸透により、投票日当日に投票所を利用する市民の数は減少傾向にある。
また、本市のように広域合併によって形成された自治体においては、各地域の人口規模や地理的条件が異なることから、一律の時間帯運用が現場の実情にそぐわないケースもあるのではないかと考える。加えて、選挙事務に必要な人員確保が年々困難になっているという現場の声も聞いている。
こうした背景を踏まえ、投票日当日の投票時間については、柔軟な時間設定(例:午後6時終了など)の検討が求められているのではないでしょうか。さらに、市内の交通結節点などに共通投票所を設ければ仕事帰りに立ち寄ることが出来、特に若年層や共働き世帯の投票参加を後押しすることが期待できる。
市民の利便性向上と同時に、限られた人的・財政的資源の中での持続可能な選挙運営体制について市の見解を伺う。
(1) 本市における投票日当日の18時から20時までの投票数は、直近の県知事選挙、衆議院議員選挙、たつの市長選挙、たつの市議会議員選挙ではどのくらいの数か。
(2) 投票時間を地域実情に即して見直す可能性(短縮または変則設定)について検討されたことはあるのか。
(3) 市域の広さ・生活導線の多様性を考慮し、共通投票所の導入を検討する考えはあるのか。
(4) 投票率の維持・向上と選挙事務の効率化を両立するための今後の方針についてどのような取り組みを考えているのか。
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